金利1%でお金を増やす100の国ともう1つの国の末路

ある世界に101の国がありました。
それぞれの国は1000兆円の流動資産(現金)を持っていました。

ある年、100の国が金利1%(年間)でお金を増やすことにしました。
金利で増えた10兆円は条件を満たした国民に分配して返すことにしました。
条件を満たした国民とは国の指定した額を毎月国に預けた国民です。
この制度は預けた額よりも多くを返してもらえるというものです。
(2023年現在の日本では年金と呼ばれています。)

100の国はそれぞれ国民からお金を年間30兆円預かりました。
年間で返す額は10兆円で金利33%(年間)です。

100の国は国民から預かったお金を加算して1000兆円としました。
1000兆円を金利1%(年間)で運用して10兆円を得ました。

同時にもう1つの国は100の国の金利分を負担しました。
それぞれの国に10兆円を支払いました。
その国は年間で1000兆円を支払うことになり流動資産を全て失い破産しました。

その年、100の国が国民に年金を40兆円支払うことになりました。
同時にもう1つの国は姿を消しました。

次の年、99の国が金利1%(年間)でお金を増やすことにしました。
同時にもう1つの国は99の国の金利分を負担しました。
その年、もう1つの国は姿を消しました。

次の年、98の国が金利1%(年間)でお金を増やすことにしました。
同時にもう1つの国は98の国の金利分を負担しました。
その年、もう1つの国は姿を消しました。

毎年、1つの国が姿を消しました。

いつしか、この制度は維持できなくなりました。



数字で見る公的年金 (日本年金機構)
http://doc.99y.info/2023/02/04/12/

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