太陽はまた昇ると言われている。
これは太陽系に限ったことである。
太陽系は銀河系に属し、銀河系は宇宙に属している。
宇宙は原子から構成されていて、原子は一様にお互いに引きあう力を有している。
宇宙には限られた原子しか存在せず、限られた原子が形を変えて全てを形成している。
全ての原子は一様な引力を持っていて、集まった原子の多少によって、それらの塊同士が引きあう力が決まっている。
宇宙は原子の偏りにより存在し、銀河系も太陽系もまた原子の偏りによって存在している。
地球が太陽の周りを回っていることは、太陽と地球との引きあう力の均衡の結果である。
太陽はまた昇る。
これには条件があるのである。
『 太陽はまた昇る 』という言葉を人が使うときに、
自身にある種の希望を見出そうとしていることがある。
果たして、そうだろうか。
果たして、その人において、太陽はまた昇るのだろうか。
妄想を引きずったり、無い希望を拠り所にしたりして、不幸になる前に、
冷静に考慮した方が良いのではないだろうか。
太陽系において、太陽はまた昇るのは、
全ての原子が一様のルールに則り例外も不正もなく正しく機能しているからである。
全てが正しいのである。
人が認識している世界は2つ存在する。
宇宙の所有者が管理運用している一意の宇宙と呼ばれて形成されている世界。
人が各自で認識して脳内で形成している各人それぞれの多義にわたる世界。
ここで問題が生じることがあるのは人が各自の脳内で形成している世界の方である。
これらの多義にわたる個別の世界の中でも、太陽がまた昇る世界に暮らす人は問題なく大丈夫である。
一部の例外も一部の不正もなく全てが正しく認識されて機能している世界である。
かたや、太陽が二度と昇らない世界で暮らしている人は問題が生じたり大丈夫ではなかったりする。
間違ったことを正しいと認識したり、自身の都合で一部に例外や不正を設けて機能させている世界である。
残念ながら、そのような世界では機能不全であらゆるものの動きが止まって太陽も正常に動くことはない。
もちろん、太陽がまた昇ることはない世界でも生きていくことはできるだろう。
照明で暗闇を照らすこともできれば、凍てついた世界に熱を持ち込むこともできるだろう。
しかし、自己治癒力をはじめとした自動整備機能の恩恵はあきらめないといけない。
自動整備機能は適正な秩序があり全てが正しく機能している世界にのみ有効に動作するからである。
それゆえに、太陽がもう昇らない世界で生きている人は、
太陽はまた昇ると誤解して生きていると不幸になる可能性が高まる。
妄想を引きずったり、無い希望を拠り所にしたりして、
不幸になる前に冷静に考慮した方が良いだろう。
太陽がまた昇ることはない世界で生きている人は、
太陽はまた昇ることはないと認識して生きた方が良いだろう。
太陽はまた昇るは当たり前ではない。
太陽はまた昇る 当たり前ではない
00 宇宙